
将来の病気やケガに備えて自身の細胞を保管する「自家細胞バンク」は、拒絶反応のリスクが低い一方で、手作業による培養コストの高さや人手不足が課題でした。澁谷工業はこの課題に対し、培ってきた無菌制御と自動搬送技術を結集。汚染源となるヒトを完全に隔離した「無人ゾーン」でロボットが細胞を操作する世界初のシステムを開発しました。人為的ミスを排除し、安定的に高品質かつ低コストでの細胞製造を可能にします。
本システムでは、AIにより最適化されたプロセスで自律走行搬送ロボット(AMR)が細胞検体を運び、約100個の独立した小型培養庫と連動します。衝撃や温度変化に敏感な細胞への負荷を最小限に抑えつつ、全ての製造データは自動で記録。2026年6月にはタイの「MEDEZE社」の新施設へ納入を予定しており、アジアを皮切りに、難病治療やアンチエイジングがより身近になる社会を目指して、再生医療の産業化をリードしていきます。
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