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コラム
Oct. 2026

グループ連携が生み出すシナジーと強い調達基盤の構築

  • 飲料・日用品・化学品
  • トータルソリューション
  • 工作加工
  • 半導体
  • 農業・食品加工
  • 医薬・医療

調達リスクの回避と情報可視化によるサプライチェーン強靭化

 澁谷工業は「One Shibuya」のグループ戦略強化に向け、グループ内の調達・購買部門が連携する「SSGP戦略グループ調達会議」を強力に推進しています。クラウド等の活用による部門を超えた情報共有基盤を構築し、部品情報の「見える化」を実現しました。これにより、グループ内での協力購入や在庫シェアを迅速に行うことが可能となり、さらにサプライチェーンへの部品供給の協力体制を構築することにより、生産停止リスクの未然回避とサプライチェーンの強靭化を図っています。昨今の中東情勢による入手困難な部品手配においてはその効果を発揮しています。
* SSGP: Shibuya Strategic Group Procurement

グループ横断の最適調達がもたらす総合的なコスト削減と生産能力の向上

 グループ各社・各部門の強みや知見を掛け合わせることで、直接的な収益貢献を生み出しています。仕入先情報の共有や相互紹介により、主要コンポーネントにおける価値分析(VA)を伴う抜本的な仕入先再編などを実施し、総合的なコスト削減を図りました。さらに、自社加工部門と加工外注先(サプライチェーン)によるグループ内の加工協力や、工作機械の有効利用・機器選定ノウハウ共有といったソフト・ハード両面での連携を推進。グループ内での生産負荷調整や、品質指導を通じた相互のレベルアップ(共進化)を促すことで、コスト削減と短納期対応に加え、グループ全体の生産能力向上を達成しています。

業務基盤のデジタル化とノウハウ横展開によるさらなる進化

 調達業務のさらなる効率化と標準化に向け、DXの取り組みをグループ全体へ加速させています。電子データ交換(EDI)取引の新規導入を拡大し、調達プロセスの高速化を推進。グループ全体でもペーパーレス化を目指し進化を図ります。加えて、購買部門で先行導入されたRPA(業務自動化)やOCR(光学文字認識)の運用ノウハウ、専門的な技術知見をグループ内へ横展開することで属人化を解消しています。今後も緊密な連携を進化させ、持続的なシナジーと圧倒的な市場競争力を創出してまいります。