[「大きな製品をつくりあげるやりがい」はやっぱり大きい ]

「この会社のものづくりはやっぱりスケールが違う」。
これが工場見学で初めてシブヤの現場の目にした時の印象でした。
他社の工場見学もさせていただいたのですが、つくっている製品の規模はシブヤが圧
倒的に大きく、「ここでやりがいのある仕事がしたい」という想いが強まりました。

現在私が所属している部署では、ボトリングシステムの組立からお客様先の工場での
据え付けまでを担当しています。
組立作業は、図面を確認しながら進めます。学生時代は図面を扱う機会がなかったの
で最初は難しさを感じましたが、同僚との協働作業でもあるので、分からないことが
あればすぐに相談でき、少しずつ慣れることができました。
また3DCADが導入されたことで組立がスムーズにできるようになり、図面から組立
までの一連の工程での面白味も増しました。

[ 仕事で日本全国、海外にも行ける楽しみも ]

製品を据え付けるお客様の工場は日本全国、ときには海外出張もあります。
現場では私たちだけではなく、営業担当や工事監督など多くのメンバーが関わりま
す。“オールシブヤ”の体制で、お客様の工場で製品が稼働するまで全社をあげて取
り組んでいる印象です。

出張期間は案件によってさまざまで、その間はホテルに滞在しながら休日は現地で
観光やグルメを楽しんでいます。
海外案件では、シンガポールに4カ月ほど滞在しました。
世界的な感染症流行の際には、出張先で一時的に隔離生活となるなど、仕事以外で
の大変さもありましたが、メンバーと一緒に過ごす時間も長かったのでチームの結
束はより強まったと思います。
仕事の面では、英語を話せるシブヤの社員が必ずついてくれたので言語で困ること
はありませんでした。

[ 技術力に加え、お客様とのコミュニケーションも大切 ]

一つひとつの言葉を聞き逃さないように意識し、不安なことがあれば再確認する。
そうすることで、些細なエラーはゼロに近づけると感じています。
「シブヤさんのおかげで新しいラインが立ち上げられました。ありがとう」。
お客様からそんなお礼の言葉をいただけた時の達成感は特別です。
数千万~数億円という製品を数ヶ月かけて組み立てて稼働させる。
そんな大きなプロジェクトの中に自分もいて、お客様に貢献できているのだと実感
します。
スーパーやコンビニで飲料水などを見かけた時「これってあの時に据え付けた機械
がつくっている商品かな」と思いながら手にできるのも喜びに繋がっていますね。